自宅浴槽での事故死…憶測でものは言わない。

レディゴン誌上での"鬱秒告白"を目にした時から
彼女のブログ「未来日記」を読み始めた。
同じような病気を患う者として、
彼女の日々綴られる言葉は私にも生々しく響いた。
でも、彼女はほんの数ヶ月でリングに復帰した。
私は正直「早すぎるのでは…」と思っていた。
鬱病は"心の風邪"なんかじゃない。
ちょっと養生すれば治る、なんて軽いものじゃない。

復帰後のブログには「頑張る」という言葉が目に付いた。
鬱病に「頑張れ」は禁句だ。
それを自分に向けて絶え間無く放つ彼女が痛々しくて、
いつしか「未来日記」が読めなくなっていった。

憶測でものは言わない。
とにかく、彼女は亡くなってしまった。

私は「頑張らない」から未だに生きているのだろうか?

合掌。
とうとう全女無くなっちゃいましたね。
レディゴンの最新号を読んでいればまったく驚けません。
望ましい淘汰だと思います。
この団体の今日の女子プロレス界への貢献ぶり、
それはもう計り知れないですが、
「女子プロレス界の全日本女子プロレス」としての役割は
もう終わったのではないかと。

混迷を極める昨今の女子プロレス界。
「女社会」としてのありようは
宝塚よりも女子十二楽坊よりもモーニング娘。よりも
厳しく難しいと思います。

陰ながら生ぬるく末長く応援しております。

長い間お疲れ様でした。>全女
http://www5.hokkaido-np.co.jp/pdf/20040822165308_0.pdf

こまだいとまこまい。言い辛い。

高校野球って全く興味無いのだけれども、
生きているうちにはもう優勝旗が津軽海峡を越える瞬間を
目に出来ないんだろうなぁ…と思うと、
パチ屋でも行って中継見とけばよかったかも。
冥土で道民談義のネタにはなるよね。

http://www.komazawa-uth.ed.jp/
万歳。

やっと日本人が対等に戦える時代が来ましたか。
これからですよね。

でもとにかく今は、万歳。

それにしても、観られなかった時に限って…はぅぅ。
どうでも良いけど、琢磨って古式ゆかしき的日本人顔してません?
侍っぽい。
ISBN:4812414660 大型本 長浜 治 竹書房 ¥3,200

ま、今更です。
今更、北海道ローカルの某ラジオ番組(STV8:00〜)内の
書評のコーナーで、何の脈絡も無く取り上げられていたんですわ。
パーソナリティ氏、彼女の職業すら知らないし。

amazonのカスタマーレビュー辺りでも見かけられる類の、
これといった目新しさも無い無難な不評方面の感想が述べられ、
評価は☆×0。

個人的には、この写真集は好きで。
衝撃度や話題性は前作『minimo』の方が高かったけれども、
それらに目晦まされて、
"納見佳容"そのものの姿が見え辛かったと思う。
ワタクシも、見えてなかった。
改めて観直したくも、現在貸出中。

漫然と眺めると前作以上に鮮烈な印象が無いおかげで、
"納見佳容"という一人の27歳の女性が
プロレスの世界に生きてきて身に付けてきたもの、
アスリートとして作り上げた肉体や趣、
艶やかさや無邪気さ、強さや弱さ、
そういったものを素直にじっくり見出せると思う。

「普通の大人になりたい」
引退表明後にとあるプロレス雑誌に載ったインタビューで、
引退後の展望について尋ねられた際の回答。
今は、今彼女がいる世界が、冒険をしても守ってくれるだろう。
けれども、「普通」という世界では、
後ろ盾の無い冒険には想像以上にシビアだったりする。
これから「普通の大人」として生きていきたい彼女が
世間の納得を得るようなオールヌードを晒け出さなかったのは、
ある意味正当防衛ではないだろうか。

蛇足。
衣装が変わっても見せる下着を使い回しているのは、
ちょっとお粗末かもしれない。
加えて背景も一緒。このチープ感は、惜しい。
ISBN:4583612575 ムック Deluxeプロレス
ベースボール・マガジン社 ¥1,143

全日本女子プロレス所属で今年4月に引退する
納見佳容選手の引退記念アルバム。
「アイドルレスラーのビジュアル本」として
単純に片付けてしまうには、
この本は無防備過ぎる。強かさが欠けている。
「レスラーとして」「女性として」を超越して
「人間として」戦っていく剥き出しの気迫、
また「己として」生きていく事の難しさ・厳しさを
惜しみなく晒け出したこの美しい人の姿を、
私は忘れられないだろう。
もう1年以上前に発売されている物なので今更だけれども、
某100円ショップの「アイドルムービー」シリーズのVCDに
「滝沢秀明vsアントニオ猪木 メモリアル力道山」なる代物が有る。
タッキーも猪木も男子プロレスもさほど関心は無いのに、
購入強迫催眠電波を自動受信してしまい、ふらふらと購入。
内容をまだ見ていないけれど
(DVDプレイヤーは勿論、PCをも持っていない←ネットにはTVで参戦中)、
収録時間60分のうち、タッキーの登場は15分間程で
残りは普通のプロレス(?)だとか。

今更とは言え、肖像権に厳しいジャニーズ事務所的に、
この何とも言えない、アジアン海賊盤チックの
味わい深いジャケットな100円VCDは有りなのかと
事務所関係者(タッキー無関係者)に尋ねてみると、
存在自体をご存知無かった。という事は問題無いって事ね。