私が私であるという理由からじゃなく、私を壊してくれる存在が欲しい。
一分の容赦も無く、細胞のひとつすら残らず破壊し尽くされたい。
個の尊重なんてものにクソ食らわせ、人形のように弄ばれたい。

ちょうど、去年の今頃出遭ったストーカー男のように。
彼は私じゃなくても良かった。誰でも良かった。
己の思うがままに支配できる存在を作り出そうとしていた。
恐怖感と疲労感、無力感を巧みに操って。

今なら、助けを求めない。
(だから安心してくださいね。)

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