L’Arc〜en〜Ciel CD ソニーミュージックエンタテインメント 2004/03/31 ¥3,200
接吻/READY STEADY GO/Lover Boy/Feeling Fine/Time goes on/
Coming Closer/永遠/REVELATION/瞳の住人/Spirit dreams inside/

ジャケット(バナーが出てませぬが)、可愛い。
ライナーノーツの写真でメンバー(じゃなかったりして。)が
黄色いボール箱にジャケットの顔(目が×、口が−)付けたのを
被ってあんな事やこんな事してるのが、
『グラインダ−マン』を髣髴とさせて素敵。

『ロッキング・オン・ジャパン』3月号の
4者4様なロングインタビューを併せて読むと
一層聴覚が鋭敏になれる気がする。
(個人的には読む前に1度聴いておいてみたかった。)

私は1度目の活動休止の後からラルクを聴くようになったので、
リスナーとしては青二才だと思う。
「ビジュアル系(死語)イメージの呪縛から
脱却しようと戦ってるバンド」
という第一印象を持ってしまい、
2度目の活動休止まで、野暮だとは自覚しつつも、
その印象から抜け出せきれないままでいた。

復活後第一弾シングル『READY STEADY GO』には、
「選手宣誓っぽい」という印象で。
第二弾シングル『瞳の住人』。
何となく2回聴いたまでは、「いや、普通に良い曲」。
真面目に聴いた3回目。
いきなり音(声も含めて)が頭の上から降り懸かってきた。
いきなりテンション上げられた。
「温度の高い星ほど青く光る」、みたいな。
聴いてるこっちの頭、冷静なままなのに
核の部分から熱く灼けた鋭利な刃物で
じわじわと掻き回されているような気分。
こんな感じ、今まで経験した事有ったっけか?

戦々恐々の思いで臨んだ、このアルバム。
...はい、ぐだぐだ言うのは終了。
とにかく聴きなされ、と。
ラルクというバンドのイメージとは?とか、
そんな次元の低さなんて吹っ飛ばされて永遠の別れ。
爽快。声かれて喉潰れるまで歌いてぇーっ!(←玉砕必至。)

蛇足。
yukihiro氏とtetsu(と推測される人)氏の手、
綺麗な写真が有るの。

コメント