篭り歌。

2004年3月30日
眠りは、幸せ。
もう目覚める事が無いかもしれない、と思うと、嬉しくて。

抗鬱薬と睡眠薬のカクテルで眠りに臨むと、
それまで読んでいた本がだんだん重たく感じられてきて、
文字を追ったりページをめくったりする事が億劫になってくる。
もう要らな〜い、と本を投げ出し、布団に埋まる。
手足の冷えが和らいでくる頃には、
ひたひたと忍び寄る夜の闇のように、
ブラックアウトしていく意識。

今度こそ、目覚めなくても良い?

目覚めは、失望。
まだ混濁している意識のまま、次こそは!と気合を入れて、
また眠る。

そして目覚める。歯噛みする。願う。眠る。
目覚める。呪う。祈る。眠る。目覚める。

今日のところは勘弁してやるよ、と、何かに向かって捨て台詞。

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