今の美容室に通い始めてから、6年ぐらいは経っただろうか。
今の担当美容師さんは3代目。
古着や光りモノを実に巧みに着こなしている、
月並みな言葉で無念だが、とても素敵な女性である。

スキル・センス共に、ここの美容師さん達には
少なくともワタクシは何の文句も無い。
歴代の美容師さん同様、彼女にも全幅の信頼を置き、
提案されるがままのスタイルをお願いしている。

「重みを持たせて、怪しい感じで。」
「ダークカラーで、怪しい感じに。」
『怪しい』が、彼女のテーマなのだろうか。
それとも対ワタクシ固有のテーマなのか。
ちなみに今日の次回予告は
「ストレートパーマかけて、色も黒にして、怪しい感じで行きましょう!」
だった。

「すっごく痩せてる男性が好きなんですよ。
で、胸骨に力一杯肘入れて、青タン作って。
その青さが、大好きなんです。」
「ピアノ習ってたから、全部の指が広がるんです。
(隣り合う指と指がそれぞれ鈍角を成す、実演)
それに、親指の関節も外れるようになります。(実演)」

Sさん(マダム志望)、貴女とはとても仲良くなれそうです。
でも、ワタクシもピアノは習っていましたが、指も関節も凡庸です。
と言うか、そんなお稽古ピアノ弾き、他に見た事無いです。

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