思い出はセピア色。

子供に、
「お茶碗持つ手が左、お箸持つ手が右」（右利き仕様）
って教えてたりするじゃないですか。
ワタクシの場合、
「校歌の額が有るのが左、時計が有るのが右」
でしたねぇ。

小学校1年生のある日、体育館にて体育の時間、
「右向け右！左向け左！回れ右！回れ左！」
と、延々やらされまして。
後半に差し掛かると、間違える度に容赦無くしばかれ始めたんですよ。
で、Mっ気ゼロのワタクシは、
「校歌向け校歌！時計向け時計！回れ校歌！回れ時計！」
と、必死で同時通訳していた次第なのです。

トラウマってやつですかね。
未だに、視力検査でもしてみると、
「（校歌！時計下！校歌上！時計！）
...左。...右下。...左上。...右。」
てな感じで。
歳食って反射神経も衰え、衛星中継になっちゃいましたが。

ちなみに。
「右向けって言われてちゃんと右向ける子じゃなきゃ無理。」
とは、幼少期のワタクシにバレエを習わせようとした母親が、
既に娘をバレエ教室に通わせていた知人さんに言われた言葉。
これは性格の問題なので、悪しからず。